COLUMN天才モーツァルトが残した3つの言葉
──ピアノ上達に欠かせない「基礎」の秘密
「ピアノを真剣に学ばせたいけれど、上達のために一番大切なことは何でしょうか?」「家での練習を見ていると、これで本当に弾けるようになるのか不安になることがあります」——平塚市をはじめ、大磯町、二宮町、伊勢原市、茅ヶ崎市から当教室に通ってくださる保護者の方から、このようなお悩みを伺うことがあります。
お子さまの成長を願うからこそ、音楽の本質について深く考えてくださっている証拠ですね。
誰もが知る天才音楽家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。彼が残した数多くの言葉の中には、現代を生きるお子さまたちがピアノを学ぶ上で、とても大切なヒントが隠されています。今回は、モーツァルトが残した「3つの名言」を通じて、ピアノ上達に欠かせないエッセンスをご紹介します。
「技巧を駆使していないかのように、演奏が単純で容易に見えるような繊細なテクニックが演奏者には必要だ」
ピアノの演奏は、指の動かし方や音のコントロールといった「技巧(テクニック)」が土台となります。この技巧を身につけるには、日々の地道な訓練が必要不可欠であり、演奏中も大変な神経を使います。
しかしモーツァルトは、その苦労や気遣いをまるで感じさせず、「いとも簡単に弾いているように見せること」が重要だと語っています。
お子さまが涼しい顔をして美しいメロディを弾きこなしている裏には、揺るぎない「基礎の積み重ね」があります。基礎という土台がしっかりしているからこそ、心に余裕が生まれ、豊かな表現力を重ねることができるのです。
上手に見える演奏ほど、見えないところで積み上げた基礎がある。「音楽においてもっとも不可欠でもっとも難しく、主要な事柄はテンポだ」
ピアノを習い始めると、つい「指を速く動かすこと」が上手なのだと勘違いしてしまいがちですが、テンポとは単なる演奏速度のことではありません。
自分が表現したい音楽の軸となるテンポを慎重に決め、それを保つこと。速すぎて表現がおろそかになってもいけませんし、間違えないようにと安全に弾きすぎて曲の流れを止めてしまってもいけません。
曲の雰囲気にふさわしい速さの中で、細やかに緩急をつけ、聴く人の心に訴えかける。一定のテンポを体の中で正確に刻む感覚(拍子感)を養うことは、音楽を学ぶ上で最も難しく、そして最も大切な要素の一つです。
- テンポが速くなったり遅くなったりしていませんか?
- 間違えそうなところだけ急に遅くなっていませんか?
「わずかの違いを大切に」
クラシックピアノの基本は、まず「楽譜に書かれていることを忠実に音にすること」です。作曲家からの手紙である楽譜を正確に読み解くことがすべてのスタートになります。
そのしっかりとした基礎の上に、演奏者自身の「個性」という味付けが加わります。ほんの少しの音質の違い、フレーズの息継ぎの仕方、強弱のつけ方。この「わずかな違い」が、同じ曲であっても弾く人によって全く異なる感動を生み出します。
基礎を徹底的に身につけた上で、そこに積み上げられる「ほんのわずかな表現の違い」を楽しむこと。これこそが、ピアノを演奏する最大の喜びと言えるのではないでしょうか。
楽譜を忠実に読むことが、自分らしい表現への第一歩。平塚市周辺で「本物の基礎」を身につけるなら
モーツァルトの言葉を振り返ると、彼が「天才的なひらめき」だけではなく、確かな技術(テクニック)、正確なテンポ感、そして楽譜の忠実な読み込みといった「基礎」を何よりも大切にしていたことがわかります。
中村ピアノ教室では、この「揺るぎない基礎」を育てることを指導の核としています。基礎の反復をただの作業で終わらせず、「音楽を楽しむための大切なステップ」としてお子さまにお伝えする指導を、平塚市や大磯、二宮、伊勢原、茅ヶ崎エリアのご家庭に向けて行っています。
一つひとつの基礎を丁寧におさえることが、結果として「まるで簡単そうに、美しく弾きこなす」という最高の演奏につながっていくのです。
「家での練習でテンポが乱れてしまう」「基礎練習を嫌がってしまう」など、日々の練習で気になることがございましたら、レッスン中にお気軽にご相談ください。
■ ピアノ教室をお探しの方へ
中村ピアノ教室(平塚市)では、音楽を心から楽しみ、生涯にわたってピアノと付き合っていける「本物の基礎力」を育みます。まずは体験レッスンで、教室の雰囲気をお確かめください。ピアノへの真摯な思いを持つご家庭との出会いを、心よりお待ちしております。
あわせてお読みください